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基礎知識3 【手技療法】  

伝統的な東洋医学は人類の貴重な財産だと思います。しかし当院では、伝統的な医療を参考に現代医学としての理論に基づいた手技療法をメインに施術しています。
 
 電気治療、温熱療法、牽引療法など物理療法としての効果は50年前も変化してないし、今後の50年もそう進化していかないように感じています。でも手技療法においては無限の可能性を秘めています。従来よりあった揉んだり、さすったり、指圧したりの刺激法は局所の循環をあげるだけの作用にとどまり限界を感じています。
 
 当院は平成になって、知られるようになった新しい施術テクニックを使っています。それも2年から20年ほど前から新しく開発された治療技術を基に、自らアレンジを加え採用し施術しています。
多くの新規患者様が

「こんな治療法は全く初めてです」

と感想をおっしゃいます!
 器質的損傷は「ほねつぎ」として当然重要ですが、機能的疼痛や心理的疼痛にも新手法で対応すれば、あきらめていた症状でも改善もしくは消失していきます。
理論的に証明されたメカニズムは未だ不明なところがありますが、再現性がありますので充分科学的だといえます。
 以下にどのような手順で施術していくのかご紹介していきます。

頭頚部整骨療法と名付けました!
 重力力学療法(S&Dと三点バランス)・癒道整体・スパイラルテーピング療法・頭蓋骨反射療法その他各種テクニックを学ぶ中で、
 人間という構造体は、
六つの頭部と六つの頚部を持ち、不安定性と安定性を絶妙なバイブレーションで確保しながら、最も大切なバランスを保っている生命体だと気づきました。
 どんな治療家も古来より、健康を害し体調がすぐれないヒトを前に、
どうしてもその局所に関心が向いてしまいます。
しかし、痛みやシビレなど症状のあるところはエネルギーの不足した箇所です。つまり酸素の供給が低下した部分ともいえそうです。そんな不調な局所に集中した治療は効果が上がらないばかりか、患者さんにとっても触れてほしくない部分では無いでしょうか?
 むしろ患部から離れた遠隔部位に施術するほうが好結果を生んでいます。それもわずかな刺激で大きな変化が起こせる部分が頭部と頚部に存在します。
 人体において頚部と呼ばれる箇所はくびれているだけでなく、(平成に生きる現代人は一箇所くびれていない首がありますが^^;)血管が体表面に近くどうしても気温の変化の影響を受けやすい部分です。

 頭部6箇所と頚部の6箇所を施術の中心に置いた治療法は最も効率的で欠かせないと考えています。今までの治療概念とは全く異なります。
わずかな接触で末梢神経のポイントのスイッチを入れていきます。
というより使いすぎて切ることの出来なかった筋肉のスイッチをOFFにする感覚です。
その後休息時間を数分から10分ほどとり、身体が変化するまで待ちます。
「もっと強くギュギュと押さえて・・・」
という方は按摩・指圧施療院をお勧めします。
長くマッサージをという方はマッサージ院や時間いくらの整体に行って下さい。

自らの生命力を最大限活用し、症状の改善を目指す方は、頭頚部整骨療法を!
といっても当方のみで施術するオリジナル療法です。

【施術手順】
1 問診表の記載
 住所氏名の他、現在最もつらい症状のあるところや、その他の肩こり、冷えなどの体調にも記載していただきます。
また病歴(内科的・外科的)はもちろん、手術痕の有無、アレルギー(花粉症・喘息・アトピーなど)の有無や足裏にタコや魚の目の有無を記載します。
2 診療室にてカウンセリング
 問診表に基づき、身体の状態をさらに詳しくお尋ねします。
3 姿勢と可動検査
 肩甲骨、骨盤の位置や可動性を検査
さらに主要関節のROM検査。
4 OT-103により通流値検査(まったく通電感覚なし)
5 六つの頭部と六つ頚部の位置関連と可動性をチェック。
6 施術⇒休息⇒検査 繰り返しながら評価と回復までの計画を立てていきます。
7 施術計画書の交付
 日常生活で注意することや通院頻度、改善するまでの日にちが記載されていますのでしっかりと読んで、保管しておいてください。






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